LINE離れをいまこそしよう。

LINE流行ってますよね。
メールアドレスをしらなくても、簡単に相手とコミュニケーションとれるのは便利です。
僕もiPhoneのDockに配置していました。

でも、今はLINEにつかれてしまっています
そして人を退化させる危険な連絡手段だとも思っています。


LINEのおもいつく問題点を4つあげてみました。
1:マルチデバイス対応ではないこと。
2:既読表示の煩わしさ。
3:短文でメッセージをやりとりする危険性。
4:感情の共有について


1:マルチデバイス対応ではないこと。
多くの方がスマートフォン以外のタブレットデバイスをもっている中で、LINEは原則1デバイスでの使用しか出来ません。
常に人が特定の端末の近くにいなくてはいけないような感覚に陥ります。
人が携帯にあわせるようなそんな感覚です。


2:既読表示の煩わしさ。
LINEは相手の文章を読むと、既読というステータスが相手に通知されます。
これにより、相手に素早く連絡をしなくてはいけないような感覚に陥ります。

僕はこの既読は割とくせ者だと思ってます。
ただでさえ、手軽にコミュニケーションがとれるLINE。
そして既読はコミュニケーションスピードが上がる一つの原因だと思います。

※既読の悪循環
既読が表示される

コミュニケーションスピードがよりあがる。

短文のやり取りが増える。
&語彙力の低下

LINE拘束時間が増える。

拘束時間が増えるということは、個人の生活そのものに彩りが失われることに等しいと思います。


3:短文でメッセージをやりとりする危険性。
LINEは吹き出しに囲われたメッセージをやり取りするツールです。
そもそも長文をやりとりするように画面が構成されてません。

また、前述している通り、『既読』があることで、コミュニケーションスピードがあがります。
だから、できるだけ短文で意視を伝える必要があります。
短文で伝えるということは、本来文章を省略する必要があるのですが、
自分の感情や表現方法そのものを省略している人が増えているような気がしてなりません。

すごいからすごい。
おいしいからおいしい。
すごいから綺麗。
好きだから好き。

こんな理由と結果がごちゃごちゃな伝え方しかできない、人が増えてしまう気がします。
感情に対して感情そのものを理由にするのは、動物がすることのような気がしてなりません。


4:発言者以外の表情や感情が殺される。
LINEは複数人で使用することが出来ます。
リアルタイムで複数人と連絡するのは、メールではできない機能でとても便利です。
しかし、これにも問題点があります。

例えば・・・
6人がトークをしていたとして、その中の3人くらいが考えていることが全体の意見のようにみえてしまいやすいのです。
また、その3人だけで話がすすむこともあります。
そうすると他の3人はそれを覆すのは難しいですよね。

発言者以外の表情や、意見、感情が殺されやすいのがLINEだと思います。
物事をきめるには、腹をわって話せる相手とではないと中々難しいツールだと思います。


さあ今こそLINEと距離を置こう。
結局、僕はLINEの通知そのものをオフにしました。
LINEと距離をおくことが、友だちと距離をおくことのように思われがちですが、自分を形成するためには時間が必要だと思います。